夜、自転車で阿佐ヶ谷の郵便局に郵便を出しに行った帰り、家の近所の五日市街道沿いのどこかのお店が取り壊されて空き地になっていた。
ここのお店、なんだたっけ。 けっこう広い敷地だったんだな。 なんだか空まですっかり見渡せたような感じ。 あれ、それにしても今夜は空がずいぶん明るいし、それに低く感じるな。 この間行った、出雲の空とはまた違った低さなんだ。 その、出雲の旅のことは、もうちょっとしたらちゃんと書くね。 まだちょっと頭の中が整理されてなくて、旅の重さを対象化出来ていないんだ。 唐突だけど、実家のある松江から見る宍道湖の上を覆う空の低さを見ると、ボクはいつも荒井由美の〝ベルベットイースター〟の歌詞を思い出すのさ。 「空がとっても低い 天使が降りて来そうなほど・・・」 そして、その歌詞の空の低さは、必ずどこかで石ノ森章太郎の〝サイボーグ009〟の「天使編」だか「神々との戦い編」だかのギリシャのアクロポリスの空を覆う曇り空からカーテンのように差す斜光線の光景につながって行くんだ。 必ずそうなんだ。 ちょっと人にはわかりづらいんだろうけど。 出雲の空は、ボクには「神々が降りて来そうなほど、とっても低い」んだ。 松江から見る宍道湖の上の雲はいつもそう見えたし、これからもずっとそうなんだ。 ■ミミオ(村民1号/東京・杉並区)
by burogumura100
| 2005-11-30 09:12
| 東京話
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